はじめに|「どのシャンプーが一番いいですか?」への本音の答え
サロンでよく聞かれる質問がこれです。
「市販で、いちばん良いシャンプーってどれですか?」
正直に言うと、
“万人にとって一番良いシャンプー”は存在しません。
美容師は
- 値段
- SNSの評判
- パッケージ
では選びません。
自分の髪と頭皮に「合っているか」だけを見ています。
この記事では、美容師が実際に考えている
市販シャンプー選びの判断基準を分かりやすく解説します。
美容師が最初に見るのは「髪」より「頭皮」
多くの人は
「ダメージ毛だから補修系」
「広がるからしっとり系」
と考えがちですが、順番が逆です。
シャンプーの役割は?
- 頭皮の汚れを落とす
- 髪を“洗いすぎない”
つまり、頭皮ケアがメイン。
頭皮タイプ別の考え方
- ベタつきやすい → 洗浄力やや強め
- 乾燥しやすい → 洗浄力マイルド
- かゆみ・フケ → 刺激の少なさ最優先
髪の補修は、トリートメントやアウトバスで行います。
「洗浄成分」は必ずチェックする
美容師が裏面を必ず見る理由がこれです。
市販シャンプーに多い洗浄成分
- 高級アルコール系:泡立ち◎ 洗浄力強め
- アミノ酸系:低刺激・頭皮向き
- ベタイン系:バランス型
良い・悪いではなく、合うかどうか。
例えば、
- 皮脂が多い人がアミノ酸100% → 洗えてない
- 乾燥肌が洗浄力強め → かゆみ・パサつき
ということが普通に起こります。
「ノンシリコン」は気にしすぎなくていい
一時期よく聞いた「ノンシリコン」。
美容師の本音は
👉 重要なのはシリコンの有無ではありません。
- シリコン=悪ではない
- きしみ防止として有効な場合も多い
特に、
- 髪が細い
- ダメージが進んでいる
人は、シリコン入りの方が扱いやすくなることもあります。
市販シャンプー選びで失敗しやすいポイント
❌ 口コミだけで選ぶ
❌ 美容師おすすめ=自分にも合うと思う
❌ しっとり=ダメージ補修と思い込む
しっとり感は
コーティングによる手触りなことも多いです。
美容師的・正しい市販シャンプーの選び方まとめ
チェック順はこの3つ👇
- 頭皮タイプに合っているか
- 洗浄成分が強すぎないか/弱すぎないか
- 洗い上がりが軽すぎ・重すぎないか
そして大事なのが、
👉 1回で判断しないこと
最低でも1〜2週間使って、
- かゆみ
- ベタつき
- 乾燥
が出ないかを見てください。
最後に|美容師が本当に伝えたいこと
高いシャンプーを使っても、
- 洗い方が雑
- 乾かさない
- 摩擦が多い
これでは髪は良くなりません。
シャンプーは“土台作り”。
正しく選び、正しく使えば、市販でも十分きれいな髪は作れます。


