こんにちは、今回は、毎日のヘアケアに欠かせない「ヘアオイル」と「ヘアミルク」の違いについて、詳しくご紹介します。「なんとなく選んでる」「どっちが自分に合うかわからない」という方は多いのではないでしょうか?それぞれの特徴や選び方をしっかり知って、あなたにぴったりのヘアケアを見つけましょう。
■ ヘアオイルとヘアミルク、なにが違うの?
両者の大きな違いは「質感」と「浸透力」です。
ヘアオイルの特徴:
- 油分が多く、髪表面に膜を作って保護
- ツヤ感が出やすく、まとまりやすい
- 髪の水分蒸発を防ぐ“フタ”の役割
- しっとり仕上がり、広がり・うねり防止に効果的
ヘアミルクの特徴:
- 水分+油分の乳液タイプで、内部に浸透しやすい
- 柔らかい仕上がりで、軽やかな質感
- 細毛や猫っ毛でも使いやすい
- 保湿しながら、髪を柔らかく整える
■ 髪質・お悩み別のおすすめアイテム
髪のタイプ | おすすめ |
---|---|
太くて硬い、広がる | ヘアオイル:重みでまとまりやすく |
細くて柔らかい、ぺたんこになる | ヘアミルク:軽く仕上がりボリュームキープ |
乾燥・パサつきが気になる | ヘアミルク+ヘアオイルのW使いがおすすめ |
アイロンやカラーによるダメージ毛 | ミルクで補修 → オイルで保護が効果的 |
美容室でも、この「ミルク+オイル」の2ステップケアはよく提案しています。先にミルクで内部を補修し、その上からオイルでフタをすることで、保湿効果とまとまり感が持続します。
■ 朝と夜で使い分けもアリ!
時間帯や使用目的によって使い分けると、さらに効果的です。
- 朝:スタイリング重視ならオイル。ツヤ出し&広がり防止に◎
- 夜:補修・保湿重視ならミルク。洗髪後のタオルドライ後に使用
乾燥がひどい冬場や、パーマ・カラーの施術直後などは、「ミルク+オイル」でのダブル使いを毎晩習慣にすると、ダメージの進行を防げます。
■ よくあるQ&A
Q. どっちを先に使えばいいの?
A. ミルク → オイルの順番です。内部補修が目的のミルクを先に使い、その後オイルで“ふた”をすることで、水分の蒸発を防げます。
Q. 両方使うとベタつかない?
A. 使いすぎなければ大丈夫です。特にオイルは1〜2滴程度を手のひらに伸ばし、毛先中心に使用するのがポイントです。
Q. 市販とサロン品の違いは?
A. サロン品は成分の質や濃度が高く、補修力や保湿力が高い傾向があります。市販でも良品はありますが、ダメージが強い方はサロン品を選ぶと安心です。
■ 成分にも注目しよう
それぞれのアイテムにはさまざまな成分が使われています。以下のような成分が含まれていると、補修・保湿効果が高まります。
ヘアミルクにおすすめの成分:
- セラミド(保湿)
- 加水分解ケラチン(補修)
- ヒアルロン酸(保水)
ヘアオイルにおすすめの成分:
- アルガンオイル(抗酸化・ツヤ)
- ホホバオイル(浸透性と軽さ)
- シアバター(高保湿)
市販品・サロン品に関わらず、成分表示をチェックするクセをつけましょう。
■ まとめ
「ヘアオイルとヘアミルク、どっちがいい?」という質問には、明確な正解はありません。大事なのは、“今のあなたの髪の状態”と“なりたい仕上がり”に合わせて選ぶこと。
パサつくならまずミルクで補修し、広がるならオイルでまとめる。両方の特徴を理解して使い分ければ、毎日のヘアケアが格段にレベルアップしますよ。