髪の“摩擦ダメージ”を見直す ― 日常のクセが髪を傷めているかも?

日々の提案
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1. 髪のダメージは「摩擦」から始まる

多くの人が、髪の痛み=カラーやパーマのせいだと思いがちですが、実は一番身近で大きいのが摩擦ダメージです。
毎日のシャンプー、タオルドライ、ブラッシング、寝返り。これらの動作で髪同士や枕・タオルがこすれ合い、キューティクルが少しずつ剥がれてしまいます。

キューティクルは髪を守る「うろこ」のような存在。これが欠けると、髪内部の水分やたんぱく質が流出し、ツヤが失われ、枝毛や切れ毛につながります。


2. タオルドライの“こすり洗い”がNGな理由

お風呂上がりにゴシゴシと髪を拭いていませんか?
濡れた髪はとてもデリケートで、摩擦に弱い状態です。
おすすめは「押し当てるように水分を吸い取る」方法。
マイクロファイバータオルを使うと、吸水性が高く時短にもつながります。


3. 寝ている間の髪も傷ついている

意外と見落としがちなのが「寝具との摩擦」。
寝返りをうつたびに枕カバーと髪がこすれ、翌朝のうねりや広がりの原因になります。
シルクやサテンの枕カバーは、摩擦を減らし、翌朝のまとまりをよくしてくれます。


4. 洗い流さないトリートメントの役割

摩擦ダメージを防ぐには、「髪をコーティングして守る」ことが大切。
ドライヤー前にオイルタイプやミルクタイプのアウトバストリートメントをなじませると、キューティクルの代わりにバリアを作ってくれます。
乾燥毛にはしっとりタイプ、細毛には軽めのミストタイプを選ぶと◎。


5. 摩擦を減らす“日常の小さな工夫”

  • 髪を濡れたまま結ばない
  • 乾かす前に粗めのコームで整える
  • 寝る前に毛先に軽くオイルをなじませる
  • 洋服の襟(特にマフラー)でこすれないよう注意する

まとめ

摩擦ダメージは気づかないうちに進む“見えない敵”。
毎日の小さな習慣を見直すだけで、髪はぐっと扱いやすく、ツヤを取り戻します。
今日から「こすらないケア」を意識してみてください。

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