ドライシャンプーの魅力と正しい使い方

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忙しい朝や外出先、または災害時の備えとしても注目を集めている「ドライシャンプー」。日本でもここ数年で認知度が高まり、スプレーやシート、泡タイプなど様々な商品が登場しています。今回は、美容師目線から見たドライシャンプーのメリットや使い方、選び方について解説します。


ドライシャンプーとは?

ドライシャンプーは、その名の通り「水を使わずに頭皮や髪をリフレッシュできるアイテム」です。髪や頭皮のベタつき・においを抑え、すっきり感を与えてくれます。もともとは海外でキャンプや災害時の必需品として使われていましたが、最近は日本でも「時短美容アイテム」として定着しつつあります。


ドライシャンプーを使うメリット

1. 忙しい朝の時短に

髪を洗って乾かすには最低でも30分近くかかります。特にロングヘアの方にとっては大仕事。ドライシャンプーなら、数分でベタつきを抑えられるので、忙しい朝に最適です。

2. 外出先でも清潔感をキープ

仕事終わりの飲み会やジム帰り、汗をかいた時などにシュッとひと吹きするだけでリフレッシュ。バッグに入れて持ち運べるコンパクトタイプも多く、外出中のエチケットアイテムとして活躍します。

3. 髪や頭皮を洗いすぎないケア

毎日シャンプーしすぎると頭皮の皮脂バランスが乱れ、乾燥やかゆみの原因になります。ドライシャンプーを取り入れることで「洗わない日」をつくるのも頭皮環境改善につながります。

4. 災害時や入院中の衛生対策

水が使えない状況でも衛生を保てるのは大きな強み。非常用持ち出し袋に1本入れておくと安心です。


ドライシャンプーの種類

ドライシャンプーといっても形状はいくつかあり、使うシーンによって向き不向きがあります。

  • スプレータイプ
    一番ポピュラー。シュッと吹きかけてブラッシングするだけで、余分な皮脂やニオイを抑えられます。髪全体に使いやすいので初心者におすすめ。
  • シートタイプ
    ウェットティッシュ感覚で頭皮を拭くタイプ。汗をかいた部分や前髪のベタつきなど、ピンポイントケアに向いています。
  • ジェル・泡タイプ
    手にとって頭皮に馴染ませるタイプ。スッキリ感が強く、メントール配合の商品も多いです。さっぱり感を重視する人に人気。
  • パウダータイプ
    粉を振りかけて余分な皮脂を吸着するタイプ。海外では一般的ですが、日本ではややマイナー。ただし髪のボリュームアップにもつながるので、猫っ毛の方にはおすすめです。

美容師が教えるドライシャンプーの使い方

  1. まずは髪を軽くブラッシング
     絡まりをほどき、ホコリや汚れを落とすことで効果がアップします。
  2. 適量を頭皮に向けて使う
     スプレーなら20cmほど離し、頭皮を中心に吹きかけるのがポイント。髪の表面だけでなく、根元に届くように意識しましょう。
  3. なじませてマッサージ
     軽く指で頭皮をマッサージすることで、汚れや余分な皮脂を浮かせられます。
  4. 仕上げにブラッシング
     余分な粉や液を髪全体に行き渡らせて自然な仕上がりに。ボリューム感も出ます。

こんな人におすすめ

  • 朝シャン派だけど時間がない人
  • 髪が細く、夕方になるとすぐペタッとする人
  • スポーツやジム通いが日課の人
  • 介護や看病で思うように入浴できない人
  • 災害時の備えをしておきたい人

ドライシャンプーを使うときの注意点

便利なドライシャンプーですが、あくまで「一時的なリフレッシュ」が目的です。整髪料や皮脂が完全に落ちるわけではないので、基本は水でのシャンプーを習慣にしてください。また、商品によって香りや使用感が異なるため、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶのがポイントです。


まとめ

ドライシャンプーは、忙しい日常や外出先、そして非常時にも活躍する万能アイテムです。髪や頭皮を清潔に保つだけでなく、スタイリングの補助や頭皮環境の調整にも役立ちます。美容師としての視点からも「持っていて損のないアイテム」と断言できます。

「まだ使ったことがない」という方は、ぜひ一度試してみてください。きっとその手軽さと爽快感に驚くはずです。

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